学習院大学にて金融経済教育に関する出張授業を実施

2025年12月29日

当社は、2025年12月9日、学習院大学竹内上人特別客員教授の「キャリアデザイン」講座において、金融経済教育に関する出張授業を実施いたしました。

学習院大学の竹内上人特別客員教授が主管されている「キャリアデザイン」講座では、「自分株式会社」というコンセプトのもと、キャリア形成を市場取引として捉える独自の教育を展開しています。同講座では、「キャリアも投資も需要と供給の関係で決定される市場取引である」という視点から、学生が長期的生涯収支シミュレーション計画を策定し、企業のIR情報分析やキャリアの長期的シナリオ、熟練の蓄積、スキルの最適ポートフォリオ設計の考察を踏まえ、そのリターンを最大化するといったキャリアを戦略的に投資していく効用の視点を踏まえた学習を組み込んでいます。このような金融・投資理論とキャリアデザインの本質的親和性に着目し、より実践的な金融経済教育を通じて受講生の皆様のキャリア形成にささやかながら寄与できればとの思いから、竹内教授にご理解をいただき、トレイダーズ証券取締役の井口が特別講義を実施する運びとなりました。

授業内容
テーマ「人生100年時代へ 新時代を生き抜く、お金との向き合い方」
講義
・人生で必要な資金の内訳や投資詐欺への注意喚起、投資の王道「長期・積立・分散」
・円安の背景や世界各国の金利差、複利効果、日米の株価指数を利用した長期・積立・分散投資の効果
・リスク管理の重要性とプロスペクト理論、金融リテラシー向上の意義
演習(グループワーク)
・世界の通貨を対象とした模擬投資

授業後に実施した受講生の皆さんへのアンケート結果は次の通りです。
・授業の分かりやすさ
「とても分かりやすかった」と「分かりやすかった」の合計 100%
・理解度
「よく理解できた」と「ある程度理解できた」の合計 98%
・満足度
「とても満足」と「満足」の合計 99%
・推奨度(在校生や他大学のご友人に、トレイダーズ社による金融経済教育に関する特別講義への参加を勧めたいと思いますか?)
「ぜひ勧めたい」と「勧めたい」の合計 92%

・感想(印象に残ったことや新たな発見など)
「従来、投資に対してはギャンブル的側面が強く、損失リスクを懸念していたが、本講義を通じて適切な金融リテラシーを身につけることで、長期的視点において資産形成の有効な手段となり得ることを理解した。」
「長期・積立・分散投資の原則と複利メカニズムについて深く学ぶことができた。元本に対する利息が新たな元本となり、さらに利息を生み出すという複利の構造は、時間軸を味方につけた資産形成の核心的要素であることを認識した。」
「月額1万円という身近な金額での外貨積立シミュレーションにより、為替差益と複利効果が長期的にもたらす資産増加の可能性を数値的に理解することができ、投資への心理的ハードルが大幅に軽減された。」
「50年という長期スパンでの資産形成戦略の重要性を認識し、早期からの投資学習と実践開始の必要性について深く考察する機会を得た。時間を味方につけることの戦略的意義を理解できた。」
「従来の預金中心の資産保全では、円安進行や物価上昇により実質的な資産価値が目減りするという現実を学んだ。少子高齢化による社会保障制度の持続可能性への懸念も踏まえ、自助努力による資産形成の必要性を痛感した。」

今回の特別授業では、受講生の皆様から一定の評価をいただくことができました。アンケート結果からは、金融経済に関する基礎知識の習得にとどまらず、投資に対する従来の固定観念が払拭され、より建設的な資産形成への意識変化が見られたことが窺えます。
特に印象的であったのは、多くの受講生が「長期・積立・分散」の投資原則や複利効果について理論的な理解を深めるとともに、具体的なシミュレーションを通じて実践的な知識として体得されたことです。また、現代の金融環境における課題を自らの将来設計と関連付けて考察する姿勢が見られ、金融リテラシーの向上が単なる知識習得を超えて、主体的なライフプラン設計への動機付けにつながったのではないかと考えております。
このような結果は、竹内教授の「自分株式会社」というコンセプトと金融経済教育の親和性を改めて確認させていただくものであり、理論と実践を組み合わせた教育アプローチについて、微力ながら一定の効果があったのではないかと考えております。

当社では今後も講師を派遣した出張授業や職場体験プログラムの実施、その他各種イベントへの参加を通じ、幅広い層の金融リテラシーの向上に資する金融経済教育活動への取り組みを推し進め、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指してまいります。

トレイダーズ証券は「顧客第一主義」を掲げ、「個人投資家の皆様に、機関投資家に負けない投資環境を提供する」ことを経営方針に、金融面の課題を解決するソリューションを提供し貢献してまいりました。私たちはお客様からいただいたご意見やご要望を一番大切にし、お客様がご期待されている以上のサービスを生み出したいとの考えに基づき、個人投資家の方でも安心して投資ができる環境づくりを実践してまいりました。
これからもトレイダーズ証券はお客様から最も信頼される“FinTech”企業として、だれもが未来に投資できる社会を実現させるべく、個人投資家の金融リテラシーの向上に貢献しながら、お客様と社会が求める新たなサービスの提供にチャレンジし続けてまいります。

出張授業を始めとするサステナビリティの取り組みはこちら
URL:https://www.tradershd.com/presscat/sustainability/

■竹内 上人 特別客員教授
学習院大学 経済学部 経営学科:キャリアデザイン理論

ご略歴
1986年同志社大学卒業後、情報機器のセイコーエプソン株式会社で人事・労務業務に従事。その後、米国半導体会社にて人事課長、情報サービスのトランスコスモス株式会社にて人事部長、2000年に再びセイコーエプソン人事部に復職し人事課長、事業企画・管理部長。2014年より人材ビジネス企業であるマッケン・キャリアコンサルタンツ株式会社を個人買収し、代表取締役に就任。

2015年より横浜国立大学、東北大学にて、非常勤講師(留学生キャリア教育)。2019年より学習院大学非常勤講師(経営総論)。2022年度より信州大学 特任教授(経営理論)において講座を担当する傍ら中堅中小企業における社外取締役・顧問の立場で経営の実践支援を担う。2021年7月より、ベトナムのオフショアのソフト開発会社の日本法人Heligate Japan株式会社、2023年6月よりAHT Japan株式会社の代表取締役を兼務。2023年3月に学習院大学大学院 経営研究科を卒業(人的資源管理論)。
URL:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/eco/about/management/member/kamihitotakeuchi/