渋谷区の小学校にて取締役の外国為替ディーラー井口が金融経済教育の出張授業を行いました。

2024年10月10日

当社は、2024年9月26日(木)に渋谷区立渋谷本町学園中学校にて、取締役である外国為替ディーラーの井口による金融経済教育の出張授業を行いました。

東京都渋谷区では、未来社会を生き抜くために必要な資質・能力を養成し子どもたちの「生きる力」を育成することを目的として、従来の教科の枠を超えた探究的な学習を行う「シブヤ未来科」という新しい教育プログラムを推進しており、本年4月より区内の全ての公立小・中学校で平日午後の授業時間を「探究学習」に割り当てその取り組みを本格化しております。学校と企業が連携して進める形式の探究プログラムとして、今春当社グループでは若年層の金融リテラシー向上支援を目的とする出張授業プログラムを渋谷区に提案させていただいたところ、区内の長谷戸小学校と渋谷本町学園中学校に採択していただき、同小学校では6月を皮切りに複数回の出張授業を実施しております。

渋谷本町学園中学校での第1回目の授業は9月26日(木)に7学年(中学1年生)約70名の生徒の皆さんを対象に「人生100年時代へ 新時代を生き抜く、お金との向き合い方 (外国為替編)」が行われました。先生方に授業の進行をサポートしていただく中、国・地域毎に使われる通貨が異なりお互いの通貨を交換することが外国為替取引であること、通貨を交換する必要性とその理由、円高・円安の意味、円安になる理由、金利とは何か、日銀の役割、国毎に金利が異なること等の内容について、取締役井口がイラストを散りばめたスライドを投影しながら解説し、50年後の預金利息金額を当てるミニクイズを交えて、時間を味方につけた複利効果を体感してもらい、最後に「なぜ今お金の勉強をするのか」をお伝えし1回目の授業を締め括りました。複利の解説では、長期積み立てによる複利の効果に驚きを感じた様子が見受けられ、メモを取るだけではなくグラフにより視覚化した投影スライドを、会場に持参したタブレットで写真を撮る生徒もいました。
生徒の皆さんからは「今回、初めて金利について詳しく知ることができ、日本の金利と海外の金利は全然数値が違うことに驚きました。」「複利が味方になった時と敵になったときの恐ろしさを感じました。」「なかなか自分の将来のことやお金のことについて考えたことがあまりないので、この学習を通して、お金のことや、外国とのつながりを知ることができました。」「このような授業はもっと受けたくなりました。お金は生きていく中で確実に向き合うことがあり、そのお金のことを詳しく知っていく授業はいいなと思いました。」などの感想を寄せていただき、「あと4回も授業があることがうれしいです。」とのコメントにスタッフ一同安堵するとともに次回以降の出張授業に向けて気を引き締めて準備を進めているところです。

当社グループでは今後も講師を派遣した出張授業や職場体験プログラムの実施、その他各種イベントへの参加を通じ、幅広い層の金融リテラシーの向上に資する金融経済教育活動への取り組みを推し進め、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指してまいります。
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